珠洲の塩田で汗と塩の一日

こんにちは!kitamuraです。

先日、珠洲の塩田で塩作りのボランティアに参加してきました。

目の前に広がるのは、真っ白な砂地と広々とした塩田。潮の香りと心地よい風がどこか懐かしいような感覚に包まれます。

◆塩作りの工程は想像以上に大変!

一つ一つの作業は、ただの「手伝い」ではなく、塩作りという営みに加わる重みを感じさせてくれました。

腰を曲げて作業を続けるうちに、汗と砂と塩にまみれながら、自分が自然と対話しているような気がしました。

◆休憩時間に飲んだ「塩らむね。」

作業の合間にふるまわれたのが、珠洲名物(?)の「塩らむね。」

甘さの中にほんのりと塩味が効いていて、まさに体にしみわたる一本。

この塩も、この地で作られたものだと思うと、感慨もひとしおです。

◆道中での変わり果てた風景を見て

震災後初めて珠洲市を訪れましたが、変わり果てた風景を見て心が痛みました。

しかしお会いした方々の優しさや明るさに逆に元気と勇気を頂きました。

◆最後に

自然の恵みと、人の手。

珠洲の塩は、このふたつが丁寧に織り重なって生まれるものなのだと実感しました。

ただの「塩」ではなく、ここにしかない味と背景も持ったものです。

この伝統を絶やすことのないように何か出来ることを見つけて実践していこうと思います。