ご相談
相続で現金ではなく一般的な住宅地の土地を200坪程取得しました.私自身これから新たに借入をしてまで建物を建てて事業をする気もなく、かといってただ持っていても固定資産税や草刈り等の維持費もかかるので売却を考えていますが、税金もどうなるのか、まだ他に利用法はあるのか迷っています。
やはり売却が一番でしょうが、父との思い出や、税金を考えると悩んでしまいます。
ご提案
その土地は多分5年以上所有されているでしょうから、相続後すぐに売却しても10年後でも、税金は長期譲渡と変わらず利益の約2割です。
売却金額 − 父が購入した金額 = 利益
※その利益の約20%が税金(5年以上所有)
短期譲渡所得の約4割にはならいので安心してください。
売却以外の活用法ですが、自分のお金をあまり使わずに、その土地を活用するなら、その敷地の立地に大きく左右されますが、誰でも考える月極駐車場の他に一般定期借地権を利用し50年以上の地代の安定収入、固定資産税の減税 (1/6になる)を狙うのが良いと思います。立地にもよるのですが、戸建てでも分譲マンションでもOKです。「このマンション、アパートは俺の」ではなく「この団地は俺の」のスケールです。
その方法は一旦弊社と50年以上の定期借地権契約を結び、売却ごとに購入者とそれぞれ再契約をしていくものです.詳しくはここに書ききれませんが、契約終了後は土地は更地であなた(子や孫)に戻ってくる法で守られ安心した制度です。
地代ですが、その土地が住宅地という事なので、地代の相場としてその土地売買価格の年額約1%前後です。それを12ヶ月で割るのです。なので定借期間が50年なら、土地値の半分を稼ぐのです。もし売買したなら20%は税金がかかるので、手取りは80%となりその差は30%。50年後に自分の子や孫が、その更地になった土地を新たに活用出来るのです。またその期間中にあなたに相続が発生しても、あなたの相続人でそれらを戸建て毎に分けることができ、円満相続にも適しています。とても分かりやすく言うと「50年間土地を働きに出す」です。
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