お悩み相談#2 築40年の家を相続。良い活用方法はありませんか?

ご相談

私は家族間で話しをし、築40年の観光地近くにある実家を将来私が相続することに決まりました。私には自己所有の家もあり、この実家を売却、又は何か他に利用することがないか考えています。
同じ売るにしても、良い条件での売却したいし、他にこの物件を活用した事が出来るのかを考えています。しかしそれらが何も出来ないと、ただの空き家になり近隣の方にご迷惑をお掛けするのかも心配しています。

ご提案

まずこの築40年の家のレベルや立地も重要な要素です。ただ観光地近くは魅力があります。
まだその家がそのまま使えるのであれば良いのですが、ご心配されるように空家に対して2015年に「空家対策特別処置法」が施行されてから、空き家の管理は所有者の義務となっており、所有者は義務を果たさなければ相応のペナルティの一つである実質的な「増税」(住宅が建つ土地は固定資産税が最大1/6になる優遇処置がなくなる)になります。そのほか景観含め多くの規制があります。

何もしないで有利な売却方法

その一番有利な方法として、住宅の「3000万円特別控除」を利用することですが、これはご両親の協力も必要となります。所有者がご存命のうちに、(認知症でない事が条件)ご両親にあなたの家に引っ越す。または例えば老人ホーム等に入居の予定があるのなら、引っ越して頂き、その家を売却するです。要するにご両親(所有者)自らが売主となるのです。
そうすると売却金額から購入金額の差3000万円が無税となるのです。相続後の売却は適応外となります。(昭和56年5月末日以前の建物には特例制度有)
あと弊社と共同で売却する方法もあります。
当然ですが、一般中古住宅販売業社は中古住宅を購入し、リフォーム後利益を乗せて販売します。それをあなたと弊社の共同で行うのです。ここではあまり詳しくは書けないので、お問い合わせください。あなた自身がリフォームやリノベ工事後、中古住宅として販売しても現状より遥かに高額で売買できると思います。ただ当然費用負担が必要となります。
更に、その物件を借家として入居者を入れてから投資家に売却するのも一つです。投資家のメリットは入居済と大きな償却資産があることです。観光地の近くなら弊社にお任せ頂き、民泊や簡易宿泊所用に改装するのもとても良いと思います。
場所やアイデア、雰囲気にもよりますが、借家賃貸の1桁違いの収入が見込める場合もあります。この取り組みは弊社の得意分野でもあり、数多くのノウハウを提案できます。

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